選挙期間中に安倍礼賛雑誌「WiLL」と「Hanada」の広告ジャック (@ ̄□ ̄@;)!! いったいどれほどの規模で、どれほどの広告料金で、いったいどこが出しているのかな⁉ 国民が知りたいギモン、メディアの皆さん検証お願いします!
だよね、
みんな不思議に思っている、
現代日本の謎の謎。
電車に乗れば一斉に中吊りをジャック、新聞を開けば新聞の広告欄をジャックしている、安倍礼賛の右翼雑誌 WiLL と Hanada の広告の謎。
これ、日本の隅々でいま起こっていることだけど、
いったいどれほどの規模で展開され、どれほどの広告料が計上され、それをいったいどこが出しているのかな⁉
東京の友人が送ってくれた写真。選挙期間中の今、東京の山手線の中吊りに「WiLL」と「Hanada」の広告、しかも安倍氏と菅氏の顔写真入り。雑誌の部数等から考えて、一回200万円近くする山手線の中吊り広告を出すのは割に合わない。一体、この「与党政治宣伝刷り込み広告」の金はどこから出ているのか? pic.twitter.com/16e7qmzI8I
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) July 9, 2019
東京の友人が送ってくれた写真。選挙期間中の今、東京の山手線の中吊りに「WiLL」と「Hanada」の広告、しかも安倍氏と菅氏の顔写真入り。雑誌の部数等から考えて、一回200万円近くする山手線の中吊り広告を出すのは割に合わない。一体、この「与党政治宣伝刷り込み広告」の金はどこから出ているのか?
大手広告代理店が、与党の自民党の仕事をするのは今に始まったことではないが、ここ数年のメディア側の権力監視の緩みに乗じて、以前は「禁じ手」として控えてきた「汚い手」を平気で繰り出すようになっていると感じる。ルールの穴をつく「汚い手」で、越えてはならない一線を堂々と踏み越えている。
ルールの裏ワザに熟達したプレイヤーと、良識的なプレイしかしないプレイヤーが対戦すれば、前者はあらゆる手を使って後者を無慈悲に叩きのめせる。与党側のプロパガンダ手法が新たな次元に入っているのに、メディアも国民もそれを認識できていない。大手広告代理店は、クライアントの利益だけ考える。
そういえば安倍首相と懇意の見城徹氏が社長を務める幻冬舎から出た、安倍首相と懇意の百田尚樹氏が著者の『日本国紀』も、「歴史の本に見せかけた政権擁護・アベ政権の主張の垂れ流し」でしたね。なぜか本の結論が「安倍晋三首相の憲法改正に賛同しよう」になる“日本の通史”。
全国紙だけでなく、おそらく主要地方紙にもです。私も西日本新聞にまで大きく載る広告を見て、おそらく実売部数に見合わないお金の掛け方を感じます。実質自民党機関誌なので推して知るべしですね。
— 88 (@11_123456789_99) July 9, 2019
選挙期間中の今、日本国中で、
おんなじ物を全国津々浦々で一斉に広告ジャック。
ここでちょっと業界の人のブログをご紹介。新聞業界にお勤めだったようで (元読売新聞記者) 、広告料金の設定情報はとても参考になるね。
今なにが起こっているのか、内部の業界人がみても、たいへん不自然だということだ。
右寄りの月刊誌が存在感:新聞が載せる雑誌広告の大異変 – アゴラ
2018年02月05日 06:00
実家でふだんは読まない読売新聞を繰っていたら、まず7面にWiLLの広告、うへえとなってさらに繰ると9面に月刊Hanadaの広告(読売の紙面はいつもこうなのだろうか)。百田尚樹氏と加戸守行氏はどちらにも登場。「安倍首相(総理)のどこが悪い」という文言も共通。 pic.twitter.com/ScOeDiT1mR
— 佐野亨 Toru Sano (@torusano1124) August 26, 2017
新聞経営の柱であった販売部数は落ち、第2の柱であった広告収入はネット広告に食われ、不動産事業で経営を補強をしている新聞社は増えているでしょう。特に新聞広告は質、金額とも急激に様変わりしています。
そのことを最も痛感したのは、保守、相当に右寄りの月刊誌「Will」(ワック出版)と、これと全く類似している「Hanada」(飛鳥新社)の広告が、複数の全国紙に競うように載り始めたことです。新聞広告の異変です。恐らく少部数でしょうから、どのようにして採算をとっているのか不思議です。
この2誌は、再三の朝日新聞攻撃、徹底した安倍政権擁護、さらに北朝鮮、韓国、中国など反日的な国に対する激しい非難など、確信的な編集方針を売り物にしています。執筆陣には広がりがなく、特定の人が頻繁に登場しています。産経新聞の「正論」路線と同じグループでしょう。
「戦後最大級の虚報、朝日新聞の加計報道を検証する」、「朝日はやっぱり死ね」、「金正恩と日本の核武装」、「尖閣奪取、開戦前夜」など、激しい見出しが躍っています。では自民党の全面支持かと思うと、「石破茂の経済政策は支離滅裂」などの記事があり、安倍政権支援で一本化していますね。
毎日には全ページ広告
今回のテーマは、これらの雑誌の編集内容の論評が対象ではなく、新聞広告からみて、何が起きているのかです。この2誌はほぼ同時に、同程度のスペースの新聞広告をだしています。全国紙では、朝日を除く読売、毎日、産経、日経などです。
広告スペースは全5段(日経は半5段)で、十分に目につく大きさです。驚いたのは、先月でしたか毎日新聞には、どちらかの雑誌がなんと全面広告を掲載していました。掲載料金を合計すると、正規料金ならば、
2誌で毎月、何千万円というケタになるはずです。
出版社の経営は厳しさ増しており、厳密に広告の採算を考え、掲載紙、大きさ、回数を決めています。この2誌よりも、収支がいいと思われる「正論」(産経)は、親元の産経に小さな広告を出している程度です。大きな雑誌広告を出すのは、大部数の月刊文芸春秋くらいでしょうか。
こんなに大きな広告を載せていたら、本来なら大赤字です。ですから
① 広告料金を大幅に値下げしてもらっているか、
➁ 相当な部数の買い取りがあるか、
➂ 外部からの資金支援があるか、
どれかでしょう。新聞社はどこも販売不振が深刻ですから、朝日の部数が落ちればいいと、思って料金を下げているのかもしれません。
業界の人が見ても不思議だよ。
900円の雑誌を日本中の路線の中吊り広告や主要紙と地方紙に一斉に載せて採算取れるわけないよね。
安倍政権支援一本化してる雑誌だけが、このように選挙期間中にジャックするって。
どうみても異様。
① いったいどれほどの規模で広告がおこなわれてて
➁ それにどれほどの広告料金かかってて
➂ いったいどこが出しているのかな⁉
国民が知りたいギモン、
メディアの皆さん検証お願いします!
そういえば、こういうのもあったね、沖縄県知事選の時の、怪しいフリーペーパー案件。Tokyo Headline の沖縄臨時版が極めて怪しい。